Fool in Trance

それはあった。それは二度とないだろう。思い出せ。

『アメリカ映画100』シリーズ 90年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)

90年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ)

90年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ)


 芸術新聞社の『アメリカ映画100』シリーズ、『90年代アメリカ映画100』読了。個人的には、90年代といえば社会人となって初めの10年間。まだ東京在住だったので、就職したばかりの前半はほとんど劇場に行けなくて、ペースが掴めた後半は劇場に行きまくっていた。ゼロ年代に入ると水戸、東京、仙台、と転勤に伴いまた鑑賞環境が激変するのだが。編集は大場正明佐野亨。コラムの執筆者は、大場正明樋口泰人町山智浩柳下毅一郎長谷川町蔵らお馴染みの面々。世紀末、だったのだな。紹介されている作品は、


グッドフェローズ』『羊たちの沈黙』『ワイルド・アット・ハート』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』『シザーハンズ』『ゴッドファーザーPARTIII』『ミラーズ・クロッシング』『ホワイトハンターブラックハート』『グリフターズ 詐欺師たち』『トラスト・ミー』『ターミネーター2』『バートン・フィンク』『JFK』『マイ・プライベート・アイダホ』『ナイト・オン・ザ・プラネット』『インディアン・ランナー』『希望の街』『ポイズン』『殺人課』『フィッシャー・キング』『許されざる者』『レザボア・ドッグス』『ザ・プレイヤー』『マルコムX』『氷の微笑』『夫たち、妻たち』『バットマン・リターンズ』『ラスト・オブ・モヒカン』『ツイン・ピークス』『ボブ★ロバーツ』『バッド・ルーテナント』『アメリカンレガシー』『摩天楼を夢みて』『アリゾナ・ドリーム』『エル・マリアッチ』『ショート・カッツ』『シンドラーのリスト』『ジュラシック・パーク』『ウェディング・バンケット』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『ギルバート・グレイプ』『カリートの道』『パルプ・フィクション』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『フォレスト・ガンプ』『クイズ・ショウ』『エド・ウッド』『ブロードウェイと銃弾』『リトル・オデッサ』『シリアル・ママ』『クラークス』『セブン』『カジノ』『ユージュアル・サスペクツ』『ヒート』『リービング・ラスベガス』『デッドマン』『KIDS』『スモーク』『誘う女』『恋人までの距離(ディスタンス)』『セルロイド・クローゼット』『トイ・ストーリー』『ファーゴ』『ミッション:インポッシブル』『ラリー・フリント』『クラッシュ』『スクリーム』『スリング・ブレイド』『真実の囁き』『ブギーナイツ』『スターシップ・トゥルーパーズ』『ジャッキー・ブラウン』『タイタニック』『L.A.コンフィデンシャル』『コンタクト』『ロスト・ハイウェイ』『アイス・ストーム』『クンドゥン』『シーズ・ソー・ラヴリー』『ガンモ』『プライベート・ライアン』『シン・レッド・ライン』『ベルベット・ゴールドマイン』『バッファロー'66』『トゥルーマン・ショー』『マーシャル・ロー』『ハピネス』『メリーに首ったけ』『天才マックスの世界』『π』『アウト・オブ・サイト』『ビッグ・リボウスキ』『シックス・センス』『楽園をください』『インサイダー』『スリー・キングス』『ヴァージン・スーサイズ』『ハイスクール白書』『ファイト・クラブ』『マグノリア』『アイズ・ワイド・シャット』『マトリックス』『マルコヴィッチの穴』。


 このうち見たのは80本。ほとんど劇場で見ていると思う。それ以前から活躍しているイーストウッド、アレン、デ・パルマ、コッポラ、スコセッシらに加えて、目を引くのはリンチ、デミ、コーエン兄弟、バートン、タランティーノ、PTA、ウェス・アンダーソンら。未見の作品で特に気になるのはジョン・セイルズの『真実の囁き』だ。


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