映画監督の青山真治氏が亡くなられました。享年57歳。食道がんで闘病中だったとのこと。boid マガジンにて連載中の日記『宝ヶ池の沈まぬ亀』でも度々入退院をした経緯が描かれておりましたが、早すぎる死に驚きを禁じえません。氏の主なフィルモグラフィーは、
『教科書にないッ!』OV(1995年)※
『Helpless』(1996年)
『チンピラ』(1996年)
『我が胸に凶器あり』OV(1996年)
『WiLd LIFe』(1997年)
『冷たい血』(1997年)
『シェイディー・グローヴ』(1999年)
『EM エンバーミング』(1999年)
『June 12, 1998 -カオスの緑-』(1999年)
『EUREKA』(2000年)
『路地へ 中上健次の残したフィルム』(2000年)
『月の砂漠』(2001年)
『すでに老いた彼女のすべてについては語らぬために』(2001年)
『焼跡のイエス』(2001年)私立探偵 濱マイク『名前のない森』TVM(2002年)
『レイクサイド マーダーケース』(2004年)※
『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(2005年)
『こおろぎ』(2006年)※
『AA』(2006年)※
『サッド ヴァケイション』(2007年)※
『東京公園』(2011年)
『共喰い』(2013年)※
『贖罪の奏鳴曲』TVM(2015年)※
『金魚姫』TVM(2020年)
『空に住む』(2020年)※
※印をつけたのは未見の作品。大体見ているかと思ったら未見の作品がかなりあるな。一番好きなのは『WiLd LIFe』です。今はなき中野武蔵野ホールで『WiLd LIFe』を見て、この監督は見続けようと思ったのでした。『EUREKA』が代表作であることに異論はありませんが、きっとそれを超える作品が生み出されるだろうと信じておりました。R.I.P.