夏休みに旧友たちとオンライン飲み会をやった時、「90年代の洋楽ベストアルバム」という話題になって、ガイド本を見ながらあれこれ話しました。飲み会のメンバーの中では、自分が一番音楽聴いてない方ですが、それでも90年代はまだ新譜を聴こう、新しいミュージシャンを聴いてみよう、という意欲(と今よりはお財布に余裕が)あったので、結構聴いてました。90年代にリリースされて、当時リアルタイムで良く聴いていた洋楽アルバムを10枚挙げるとこんな感じです。
ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツ『FLOOD』(1990年)
マシュー・スウィート『Girlfriend』(1991年)
ワンダー・スタッフ『Never Loved Elvis』(1991年)
ダイナソーJR.『WHERE YOU BEEN』(1992年)
マーク・リボー『Requiem for What's His Name』(1992年)
ジョナサン・リッチマン『I,JONATHAN』(1992年)
ブライアン・ウィルソン&ヴァン・ダイク・パークス『ORANGE CRATE ART』(1995年)
ロス・ロボス『COLOSSAL HEAD』(1996年)
アート・リンゼイ『MUNDO CIVILIZARDO』(1996年)
ジム・オルーク『EUREKA』(1999年)
他には、セバドー『HARMACY』、マウス・オン・マーズ『Niun Niggung』、デヴィッド・バーン『David Byrne』、ランディ・ニューマン『Bad Love』、キンクス『PHOBIA』、トム・ウェイツ『The Black Rider』、エルヴィス・コステロ『Brutal Youth』、XTC『NONSUCH』、ロビン・ヒッチコック『MOSS ELIXIR』、ピーター・ブレグヴァド『KING STRUT & OTHER STORIES』など・・・。
90年代の名盤とされるニルヴァーナ『Never Mind』、プライマル・スクリーム『SCREAMADERICA』、BECK『ODELAY』、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン『Loveless』、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン『Orange』、ソニックユース『DIRTY』、Aphex Twin『Richard D. James Album』といった辺りもちゃんとチェックしてました。当時親しかった友人の影響でモリッシーも良く聴いてたっけ。
ちなみに邦楽は、ムーンライダーズを除くと、何と言っても高橋幸宏でした。90年代の幸宏さんは『BROADCAST FROM HEAVEN』(1990年)、『A DAY IN THE NEXT LIFE』(1991年)、『LIFE TIME,HAPPY TIME 幸せの調子』(1992年)、『MR.YT』(1994年)、『Fate Of Gold』(1995年)、『Portrait With No Name』(1996年)、『A Sigh of Ghost』(1997年)、『A Ray Of Hope』(1998年)、『The Dearest Fool』(1999年)とほぼ毎年アルバムをリリースしていました。毎回慶一さんの歌詞が何曲か入っているのも楽しみでした。『A DAY IN THE NEXT LIFE』と『The Dearest Fool』は今でも時々引っ張り出して聴いてます。
それにしても。年寄りの感覚だと90年代ってそんなに昔のことのように思えないけど、そうかニルヴァーナ『Never Mind』からもう30年も経ってるのか。恐ろしや・・・。