Fool in Trance

それはあった。それは二度とないだろう。思い出せ。

ちょっと泣き言と巣、そして癒し

どうかと思うが、面白い

どうかと思うが、面白い


 本来「ゴールデンウィーク」「シルバーウィーク」という言葉は、映画業界の宣伝用語だったということは小林信彦の著作で知りました。さておき、シルバーウィーク、5連休、だったのだな。特に遠出はせず、自分の誕生日あり、結婚記念日あり、娘がすっ転んで頭を打って病院に連れてく騒ぎあり、であっという間でしたね。家族サービスはかなり出来たんではないかと思います。ただね、5日間もあったのに、1本も映画見てないんだよなあ・・・。


 平山夢明氏が『どうかと思うが、面白い』の中で、「人は帰るべき家の他に、寄る辺となる巣が必要なのだ」というような事を書いていました。そう言われると、いつからか「巣」的なものを見失っているような気がします。オレの「巣」ってどこなんだ・・・。


 「巣」ではないですが、最近の癒しと言えば、通勤中の読書(ブライアン・オールディスの『寄港地のない船』を読み終えて、現在はジェイムズ・M・ケインの『カクテル・ウェイトレス』読んでるところ)と、でんぱ組.incの新曲『あした地球がこなごなになっても』です。『こなごな』はいい曲だなあ。メンバーの個性的なヴォーカルが最良のかたちで生かされてるんではないでしょうか。PVも素晴らしかった。ディレクターの志賀匠氏は天才かもしれん。