Fool in Trance

それはあった。それは二度とないだろう。思い出せ。

今年見た映画(その4 ディズニー・アニメ篇1)


 ウチの娘が3歳になって、2時間の映画に耐えられるようになってきたので、今年はディズニー・アニメを沢山見ました。最新作『インサイド・ヘッド』は以前ブログに書いた通り、家族3人で初めて映画館で見た記念の映画です。これまでピクサー・アニメを除くとディズニー作品を積極的に見たことが無かっただけに、いろいろ発見がありました。やはり長年に渡り(長編第1作『白雪姫』から数えると78年も)娯楽映画のメインストリームを突き進んでいるだけあって、見るべきところも多いというか、子供向けと見過ごすにはもったいない作品もありました。



『白雪姫』(デイヴィッド・ハンド) 1937年


 ディズニーの長編アニメーション第1作『白雪姫』。何と1937年の作品です。動物と交感するヒロイン、動物(もしくは妖精)が躁状態で大騒ぎ、悪役は女性(魔女、継母)、という後のディズニー・アニメ(プリンセスもの)定番となる要素がすでに出揃っています。白雪姫と物売りの老婆に化けた継母が窓越しに駆け引きをする場面が繰り返されますが、何だかコントでも見ているような珍妙な感じがしましたね。


 メインストーリーは白雪姫と継母の攻防なんですが、白雪姫が「良い子」というだけでそれほど特徴の無いキャラクターということもあって、七人の小人の大騒ぎばかり印象に残る映画でありました。案の定、ウチの娘は小人にばかり目が行っていたようです。娘と一緒に散歩していると、時おり庭先の花壇に小人の置物を置いている家を見つけては、「ハイホーがいるよ!」と教えてくれるようになりました。

 
(『白雪姫』Snow White and the Seven Dwarfs 監督/デイヴィッド・ハンド 脚本/テッド・シアーズ、オットー・イングランダー、アール・ハード、ドロシー・アン・ブランク、リチャード・クリードン、メリル・デ・マリス、ディック・リカード、ウェッブ・スミス ボブ・ブロートン 音楽/フランク・チャーチル、レイ・ハーライン、ポール・J・スミス 出演(声)/アドリアナ・カセロッティ、ハリー・ストックウェル、ルシル・ラ・ヴァーン、ロイ・アトウェル、ピント・コルヴィッグ (吹替)小鳩くるみ、三林輝夫、里見京子熊倉一雄、千葉順二、北村弘一槐柳二、二見忠男、滝口順平村上冬樹 1937年 83分 アメリカ)




ピノキオ』(ベン・シャープスティーン、ハミルトン・ラスク) 1940年


 ディズニー・アニメの長編第2作『ピノキオ』(1940年)。スピルバーグが繰り返しオマージュを捧げ、テーマ曲『星に願いを』もスタンダード・ナンバーとなっている古典的名作です。大昔に見て「楽しい教訓話」という感じの映画だったような印象があるのですが、見直してみたら楽しいどころか「遊びの島」の部分がどうにも引っかかって嫌な後味が残りました。「遊びの島」へと誘い込まれた子供たちが遊び呆けていると、ロバに変えられて売り飛ばされてしまいます。ピノキオはロバの耳と尻尾が生えた状態で何とか島を逃げ出します。その後は大クジラのクライマックスに展開するので、それきり「遊びの島」のことは忘れられてしまいます。あの子供たちみんな家畜として売り飛ばされちゃったのか?ピノキオと仲良くなっていたあの不良とかどうなったんだよ!子供がロバに変貌する場面は壁に映るシルエットで表現されていますが、それがかえって『ハウリング』みたいで嫌な感じだったなあ。


(『ピノキオ』Pinocchio 監督/ベン・シャープスティーン、ハミルトン・ラスク 脚本/テッド・シアーズ、オットー・イングランダー、ウェッブ・スミス、ウィリアム・コトレル、ジョゼフ・サボ、アードマン・ペナー、オーレリアス・バタグリア 音楽/ネッド・ワシントン、リー・ハーライン、ポール・J・スミス 出演(声)/ディッキー・ジョーンズ、クリフ・エドワーズ、クリスチャン・ラブ、イヴリン・ヴェナブル (吹替)初沢亜利、肝付兼太熊倉一雄一城みゆ希山田康雄 1940年 88分 アメリカ)


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『眠れる森の美女』(クライド・ジェロニミ) 1959年


 アンデルセン童話の映画化『眠れる森の美女』(1959年)。いささかテンポがスローではありますが、アートアニメとしての完成度はこれが一番高いのではないかと思いました。背景の美術が素晴らしくて、セル画で浮き上がるキャラクターたちの色彩もまた独特。実に優美だと思います。本作のヒロインであるオーロラ姫は森で動物と交感し、ミュージカル調の場面では動物たちが躁状態で大騒ぎして、悪役は魔女、とディズニー・プリンセスもの定番の要素が完璧に揃っています。日本語吹替版で見たのですが、野沢雅子さんが珍しく女性の役(おばさん妖精三人組の一人)を演じているのが何だか新鮮でした。


 ウチの娘はオーロラ姫の誕生パーティに魔女マレフィセントが現れる場面を怖がって、何度も中断。5回目くらいのトライでようやく最後まで見終えました。マレフィセントが現れると怖くて物陰に隠れてしまうくせに、「まだ最後まで見てないからオーロラ姫を見ようよ」と誘ってくるのが何ともおかしかった。 


(『眠れる森の美女』Sleeping Beauty 監督/クライド・ジェロニミ 脚本/アードマン・ペナー、ジョー・リナルディ、ウィンストン・ヒブラー、ビル・ピート、テッド・シアーズ、ラルフ・ライト、ミルト・バンタ 音楽/ピョートル・チャイコフスキー(バレエ組曲「眠れる森の美女」より) 出演(声)/メアリー・コスタ、ビル・シャーレイ、エレノア・オードリー、ヴェルナ・フェルトン (吹替)すずきまゆみ、古澤徹沢田敏子麻生美代子京田尚子野沢雅子 1959年 76分 アメリカ)




『おしゃれキャット』(ウォルフガング・ライザーマン) 1970年


 『バンビ』『ダンボ』等、擬人化された動物たちもディズニー・アニメお得意のスタイル。『おしゃれキャット』は、金持ちの老婦人のお屋敷に暮らす母子猫が主人公。老婦人の遺産を狙う執事の悪巧みで郊外に捨てられてしまった母子猫が、パリのお屋敷を目指して旅をするが・・・というお話。本作は1970年の作品ですが、いささか古臭さを感じましたね。絵柄というより映画のテンポがのろくて途中ちょっと退屈しました。主人公がおっとりした性格で、「苦難を乗り越えてパリを目指す」といってもいたってのんびりしたものです。そこがいいというオールド・ファンはいそうですが。終盤に登場するジャズ猫たち(廃屋に暮らしジャズを奏でるバンド猫たち)の描写が生き生きとしていて、我が国の『ガンバの大冒険』に出てきそうな感じで愉快でした。本作はプリンセスものではないので悪い継母や魔女は出てきませんが、動物たちが躁状態で浮かれ騒ぐ場面は繰り返し出てきます。


(『おしゃれキャット』The Aristocats 監督/ウォルフガング・ライザーマン 脚本/ラリー・クレモンズ、ヴァンス・ジェリー、フランク・トーマス、ジュリアス・スヴェンセン、ケン・アンダーソン、エリック・クレワース、ラルフ・ライト 音楽/ジョージ・ブランズ 撮影/ボブ・ブロートン 出演(声)/エヴァガボール、フィル・ハリス、ゲイリー・デュビン、ディーン・クラーク、ロディ・モード=ロクスビー (吹替)新道乃里子、大宮悌二、稲葉祐貴、曽根洋介 1970年 78分 アメリカ)


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『リトル・マーメイド』(ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ) 1989年


 アンデルセン童話の『人魚姫』を原作とした『リトル・マーメイド』(1989年)。ディズニー最後の劇場用セルアニメだそうです。随分大胆に脚色されていて、原作の持つ悲劇性はほとんど失われています。前半は海の仲良したちのアドベンチャー、人魚姫アリエル姫が陸に上がっての後半は典型的なボーイ・ミール・ガールのラブコメ風、終盤は魔女アースラが巨大化して怪獣映画みたいな展開に・・・。どこがアンデルセンやねんという感じですが、まあこれはこれで、辛気臭いドラマよりはいいのかもしれません。悪役は魔女、アリエルは海の生き物たちと交流し、カニの音楽家セバスチャン指揮のもと海の仲間たちが歌って踊って大騒ぎ・・・とディズニー・プリンセスもの定番の要素は完璧です。


 『リトル・マーメイド』はディズニーのスタンダードとなっている人気作なんですね。TVシリーズもあるし、ショップに行くとアリエルのグッズが沢山売られていて驚きました。で、ウチの娘も『リトル・マーメイド』が大好きで、何度も繰り返し見ています。正直言って、本作のどこがそんなに子供の心を捉えるのかいまいち分からん。魔女キャラを怖がる娘が、本作のアースラを怖がっていないので何故かと聞いてみると、「アリエルに足をくれたから良い人なんだよ!」だって。悪いオトナに騙されないように気をつけなければ・・・。


(『リトル・マーメイド』The Little Mermaid 監督・脚本/ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ 音楽/アラン・メンケン、ハワード・アッシュマン 出演(声)/ジョディ・ベンソン、サミュエル・E・ライト、パット・キャロル、クリストファー・ダニエル・バーンズ (吹替)すずきまゆみ、上條恒彦森公美子久米明森山周一郎肝付兼太 1989年 83分 アメリカ)




美女と野獣』(ゲーリー・トゥルースデイル、カーク・ワイズ) 1991年


 『美女と野獣』はディズニー90年代最初の大ヒット作。ディズニー・アニメはミュージカル要素が必ず入っていますが、本作はほぼ完璧なミュージカル仕立てです。これがまた良く出来ていて感心しました。次回作の『アラジン』(1992年)は、ランプの精のトーク(声ロビン・ウィリアムズ)やテーマ曲など現代的な味付けが施されていて、いささか場違いな印象だったような覚えがあります。それに比べると『美女と野獣』はキャラクター描写やミュージカル・ナンバーが非常にオーソドックスで世界観にマッチしていたと思います。


 ヒロインのベルは夢見がちなところは従来のディズニー・プリンセスと共通していますが、どちらかといえば王子様(本作では野獣)をリードする知性的で気丈な女性として描かれています。お相手が野獣だからか動物と交感することはなく、悪役ガストンはマッチョな男性キャラ、と従来のパターンからは若干外れています。でも魔法で食器や家具に変えられた召使たちが大騒ぎするお得意の場面は用意されていました。


(『美女と野獣』Beauty and the Beast 監督/ゲーリー・トゥルースデイル、カーク・ワイズ 脚本/リンダ・ウールヴァートン  音楽/アラン・メンケン 出演(声)/ペイジ・オハラ、ロビー・ベンソン、リチャード・ホワイト、ジェリー・オーバック、アンジェラ・ランズベリー (吹替)伊東恵里、山寺宏一、松本宰二、江原正士熊倉一雄 1991年 84分 アメリカ)




魔法にかけられて』(ケヴィン・リマ) 2007年


 アニメの世界のお姫様が、魔法によって現代のニューヨーク(実写の世界)に迷い込み大騒動を巻き起こす・・・という『魔法にかけられて』(2007年)。ディズニー・アニメお約束の要素が過剰に盛り込まれた一種の自己パロディ作品で、これはかなりの問題作だと思いましたね。大人になったディズニー・ファンに「あんたらが好きだったのはこんな馬鹿げた世界だよ」とぶつけてくるような感じです。ディズニー・ファンはこれ見てどう思ったんだろうなあ。


 動物と交感するヒロイン、動物が躁状態で大騒ぎ、というお約束の場面が前半に登場します。アニメの世界の森の中なら可愛いウサギやバンビちゃんなんかもいるでしょうが、現代ニューヨークにそんなものはいません。ヒロインは浮世離れしたミュージカル・ナンバーで唄い踊りながら部屋を掃除します。それを手伝うのは、大量の鳩とネズミとゴキブリ・・・。うわあ。動物パニック映画かと思いましたよ!このシークエンスの最後のショットがまた凄くて、ミュージカル・ナンバーが終わった途端、鳩が隣のゴキブリをバリッと食っちゃうという。嫌がらせとしか思えん演出でした。


(『魔法にかけられて』Enchanted 監督/ケヴィン・リマ 脚本/ビル・ケリー 撮影/ドン・バージェス 音楽/アラン・メンケン 出演/エイミー・アダムスパトリック・デンプシージェームズ・マースデンスーザン・サランドンティモシー・スポール 2007年 107分 アメリカ)


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プリンセスと魔法のキス』(ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ) 2009年


 2000年代も後半になり、ディズニー・アニメのヒロインも以前とは随分様変わりしています。『プリンセスと魔法のキス』(2009年)の舞台はニューオリンズ、ヒロインはディズニー・アニメ初の黒人、しかもプリンセスではなくていつか自分の店を持ちたいと必死で働く貧しい女性です。魔法でカエルに変えられてしまったヒロインが、やはりカエルに変えられた王子様と冒険を繰り広げるというお話。これ傑作ですよ!ディズニーどうこう関係なく、とても面白い映画でした。ヒロインたちを助けるホタルが良かったなあ。一番星を巡るエピソードには泣かされました。


 音楽はランディ・ニューマン。映画音楽でもソロアルバムでも常に「アメリカ」音楽の探求を続けるランディ・ニューマンにしてみれば、本作は正にうってつけの題材だったのでしょう。劇伴はもちろん、ミュージカル・ナンバーも素晴らしい。ニューオーリンズとくればこの人、Dr.ジョンの曲も使われてたりして、音楽ファンも要チェックの作品です。


 ディズニー・アニメのパターンは、動物(カエル)に姿を変えたことで沼地の動物たちと交感するヒロイン、ジャズバンドに乱入して楽器を奏でるワニ、といった風にアレンジされて盛り込まれています。悪役は魔女ではなくてブードゥーの魔術を操るヤクザ者でした。タイトルからしてプリンセスものかと思いきや、ヒロインはほぼ全編カエルの姿という変化球なんで、ウチの娘はあんまり気に入ってないようでしたが。


(『プリンセスと魔法のキス』The Princess and the Frog 監督/ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ 脚本/ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ、ロブ・エドワーズ 音楽/ランディ・ニューマン 出演(声)/アニカ・ノニ・ローズ、ブルーノ・カンバス、キース・デイヴィッド、ジョン・グッドマン (吹替)鈴木ほのか、丹宗立峰、安崎求、荒井洸子、玄田哲章 2009年 アメリカ)


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アナと雪の女王』(クリス・バックジェニファー・リー) 2013年 


 今やディズニー・アニメの新しい定番作品となった大ヒット作『アナと雪の女王』(2013年)。映像もさることながら、音楽が超キャッチーでインパクト絶大。なるほど大ヒットも頷ける堂々たるメジャー感がありました。肝心のお話が手薄だったような印象で、『氷の女王』の翻訳にしては姉妹の対立と和解もあっさりし過ぎているように思いました。ディズニー・アニメのパターンは、主人公と対立するのが女性(姉)、妖精(トロール)が躁状態で大騒ぎ、と形を変えて継承されています。しかしハンス王子、クリストフといった男性キャラの異様な影の薄さは、今後のディズニー・プリンセスものの新展開を示唆しているのかもしれません。


(『アナと雪の女王』Frozen 監督/クリス・バックジェニファー・リー 脚本/ジェニファー・リー、シェーン・モリス 音楽/クリストフ・ベック 出演(声)/クリスティン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ (吹替)神田沙也加、松たか子ピエール瀧 2013年 102分 アメリカ)




『ティンカー・ベルと流れ星の伝説』(スティーヴ・ロター) 2014年


 劇場用ではありませんが、名作『ピーター・パン』のスピンオフとして製作されている『ティンカー・ベル』シリーズというのがあります。これは娘のお気に入りで、何度も繰り返し見ています。ピクサージョン・ラセターが製作にかかわっているようで、お話の面白さ、細部のこだわり、スケール感と文句なしの良作だと思います。『ティンカー・ベル』(2008年)、『ティンカー・ベルと月の石』(2009年)、『ティンカー・ベルと妖精の家』(2010年)、『ティンカー・ベルと輝く羽の秘密』(2012年)、『ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船』(2014年)、『ティンカー・ベルと流れ星の伝説』(2015年)と現在のところ6本。娘の一番のお気に入りは、でかい猫みたいな怪物が出てくる『ティンカー・ベルと流れ星の伝説』のようです。


(『ティンカー・ベルと流れ星の伝説』TINKER BELL AND THE LEGEND OF THE NEVERBEAST 監督/スティーヴ・ロター
脚本/トム・ロジャース、ロバート・スクーリー、マーク・マッコークル、ケイト・コンデル 音楽/ジョエル・マクニーリイ 出演(声)/ジニファー・グッドウィン、メイ・ホイットマンロザリオ・ドーソンルーシー・リュー、レイヴン・シモーネ (吹替)/坂本真綾深町彩里宇乃音亜季高橋理恵子園崎未恵 2014年 76分 アメリカ)




 余談になりますが、娘とディズニー・アニメを見まくった弊害というか、ちょっと困ったことが二つありました。『美女と野獣』でマッチョマンのガストンに「殺してやる」という台詞があり、そのせいで娘が「殺す」という言葉を覚えてしまいました。意味もよく分からないのに面白がって「殺す」と言うのでたしなめると、「殺すってどういうこと?」「死ぬってなあに?」「なんで殺すって言っちゃダメなの?」と発展。いやはや3歳児に死の概念をわかりやすく説明するってのは至難の業ですね。


 もうひとつ。娘が口を突き出してタコみたいな顔をしてるんで、何かと思えば、「キスのことが知りたくてたまらんのじゃ」だって。うわあ。これ完璧にディズニー・アニメの影響だと思うんですよ。『リトル・マーメイド』(キスしろキスしろとミュージカル・ナンバーで煽る場面がある)なんかを繰り返し見たせいだよなあ。参ったなあ。まだ字も読めない3歳児が「キスのことが知りたくてたまらんのじゃ」って・・・。しかも「たまらんのじゃ」って言い方どこで覚えた?


続く。