Fool in Trance

それはあった。それは二度とないだろう。思い出せ。

2013年の注目作

 シネコンで配っていた情報誌に2013年公開予定の作品リストが載っていた。タランティーノ『ジャンゴ 繋がれざる者』、スピルバーグリンカーン』、サム・ライミ『オズ はじまりの戦い』、ギレルモ・デル・トロ『パシフィック・リム』、ニール・ブロムガンプ『エリジウム』、クローネンバーグ『コズモポリス』等々、気になる作品がいろいろ。『アウトロー』(トム・クルーズ主演)の監督は、『誘拐犯』のクリストファー・マッカリーか。期待できるかも。ウォルター・ヒルの新作があるぞ。主演シルベスター・スタローンだって。これはちょっとなあ。


 中でも注目すべき作品は、ポール・トーマス・アンダーソンの『ザ・マスター』だ。ポール・トーマス・アンダーソンは90年代以降デビューした監督の中で最も注目している人物。『ハード・エイト』『ブギーナイツ』『マグノリア』『パンチドランクラブ』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』と一作ごとに異なるアプローチで力強い作品を放ち続けている。今回は「宗教」という手強いテーマに挑んでいるらしい。是非仙台でも上映して欲しいなあ。


 そして今年は黒沢清の新作が2本もある!綾瀬はるか主演の『リアル 完全なる首長竜の日』、そしてトニー・レオン(!)主演の『1905』。どちらもメジャー路線の大作だ。楽しみ。


 さておき昨年はほとんど映画館に行けなかったので、今年は何とか時間を捻出して通いたいなあと思う。やっぱり映画はデカいスクリーンで見たいですよ。