- アーティスト: 森山良子,鈴木慶一,岡田徹
- 出版社/メーカー: Dreamusic
- 発売日: 2011/07/27
- メディア: CD
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昨日(11/5)オンエアされたフジテレビ系の音楽番組「ミュージックフェア」で、ムーンライダーズが久々のTV出演! と言っても彼らが主役ではなくて、「森山良子45周年RESPECT!」という特集で、森山良子さんと1曲共演したのだった。
何故に森山さんでライダーズなのかと言うと、彼女のニューアルバムは鈴木慶一プロデュースで、シングルカットされた『6つの来し方行く末』はライダーズのカヴァー(オリジナルは『Tokyo7』収録)なのだ。
番組では、まず息子の森山直太朗と『涙そうそう』をデュエット。続いて平原綾香、JUJU、miwaと女性シンガー4人で『すべてが歌になっていった』(慶一氏との共作)、ソロで『Ale Ale Ale』。最後が『6つの来し方行く末』。バックの演奏はムーンライダーズ!
ライダーズのメンバーが円形に陣取って、中央に森山さんが立つ。オリジナルの『6つの来し方行く末』はライダーズのメンバーがひとりひとりヴォーカルを廻す曲で、歌詞はそれぞれの誕生月とひっかけてある。今回は、曲が進むとその月ごとにメンバーの誕生日が字幕で表示され、森山さんがそのメンバーの方を向いて歌うという趣向となっている。主役は森山さんのはずなのに、まるで彼女がライダーズのメンバーひとりひとりを祝福しているような不思議な感じだった。さすがは老舗の音楽番組だけあって撮影や編集も丁寧でとても好感が持てた。もちろん演奏の素晴らしさは言うまでも無い。オリジナルよりも若干テンポを落とし、森山さんが情感たっぷりに歌い上げると、まるでスタンダード・ナンバーのように聴こえるのが面白かった。