Fool in Trance

それはあった。それは二度とないだろう。思い出せ。

お花見、残像芸能、カウント・ベイシーとか、その他

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 この週末は小3の娘とお花見へ。コロナ禍で遠出は難しいと思い、ご近所のお花見スポットを散策しました。真間川沿いから住宅街を抜けて、中山法華経寺へ。帰りは商店街を抜けて下総中山駅へ。桜はキレイだったし、商店街はレトロな雰囲気があって良かったし、何より娘とたくさんお喋りしながら散歩できたし、楽しかった。和みました、心の底から。

 

 話変わって。

 BSフジ『アートフルワールド~たぶん、すばらしき芸術の世界』#21、#22「映画ポスターの最前線」をチェック。ライムスター宇多丸氏のナビゲートで、アートとしての映画ポスターを特集。#21のゲストには海外版ポスターのコレクターであるPOSTER-MAN氏が登場し、コレクションを披露。#22は宣伝にとらわれないアートとしてのポスター「オルタナティブポスター」を特集。「MONDO」の作品群、日本で「オルタナティブポスター」を実践する大島依提亜氏のお話も興味深いものでした。POSTER-MAN氏は、何故ポスター収集をするのかという問いに対して、レジェンド映画広告図案士・檜垣紀六氏の言葉を引用しながらこんなことを仰っていました。「映画は持って帰れないもの、残像芸能である」「その映画を何とかして手元に置きたいという思いからポスターを収集」していると。これをうけて宇多丸氏も「時間芸術である映画を、一枚絵で表現したものがポスター」だと。映画は残像芸能・・・まさに。素晴らしい。

 

 話変わって。

 本日は学生時代の友人、Mさんにお声掛けいただいて、JAZZライブに行ってきました。MGG Jazz Buddy の 24th ライブ。MGG Jazz Buddy はカウント・ベイシーをレパートリーとするビッグ・バンド。コロナ禍で約1年ぶりのライブだったそうです。気合の入った演奏でたっぷり2時間、楽しいライブでした。今度は野外で、ビール片手に聴けたらいいなと思いましたね。Mさんもお元気そうで何より。ライブのレポートは後日また改めて。

 

 話変わって。

 缶ビール片手で思い出しましたが、痛風経験者たちが寄稿したエッセイ集『痛風の朝』(2021年)読みました。痛風の要因である「プリン体」を含む食材を「ツーフード」と呼び、「ツーフード」を摂取すると「Tポイントがたまる」というのには笑った。また痛風経験者を「ツーファー」、薬を常備していると「プロツーファー」と呼ぶ、と。プロツーファーの私としては、皆さんの「痛風あるある」な文章に頷きながら爆笑の連続でした。発作の恐怖に怯えつつも、いい加減そろそろコロナ禍が収まって飲み会が復活し、「Tポイント」を貯めたいなと思いますよ。